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初​め​て​の​鮮​血

by 処女A

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1.
初経 00:24
(instrumental)
2.
探問 02:57
朝から耳をつんざく声が僕の世界を壊す 僕が早朝でかした 朦朧とした色を塗り潰す 何が欲しいんだ?目的は何だ? 誰かいるのか 僕に何をさせる 幸せボケが進みすぎちまった僕は 僕は 何を望むんだよ 「誰かが死んだ」って キャスターが何かに憑かれた様に呻く 僕の知ったこっちゃない 飯と糞が困らなければいい お前は何だ?何がしたいんだ? 今日だけ生きて価値感じられるか 幸せボケは明日を隠す ツケが近づく明日の事を 固執の快楽を 死にそうな幸せを 気付いてみたらサルだった 思案が面倒臭くなっている 僕の成り下がりを助けてよ 何が欲しいんだ?目的は何だ? 誰かいるのか 僕に何をさせる 幸せボケが進みすぎちまった僕は 僕は 何を望むんだよ メクラになって僕を嫌った 治らないなら飛び降りませんか 一寸先へ 僕もお前も 思案は済んだ もう飽きたから 行こう
3.
辿り着いた楽園が広すぎて 何処に眠ればいいのか判らない 何もかもが満たされた世界だから 人はエゴを丸出しにしていく 花園の中で自殺未遂 花園の中で現実逃避 肥えすぎちまったその腹からは いつかのストイックが消えていく 哀しみも悦びも薄れていき 残酷をできるようになっていく 花園の中で羊頭狗肉 花園の中で被害妄想 花園の中で 花園の中で ああ 花園の中で 右手あげて変な顔作ってみても ああ そこは花園で 何が変わる訳でもないから 何もできない したくもないし 身動きもできない 「どうでもいいよ」とお前が腐っていく ああ 花園の中で 守っていた物が失われていく 辿り着いた楽園が広すぎて ―――――― 花園の中で 花園の中で ああ 花園の中で 守っていた物を失っていく ああ 花園の中で そんなお前を止めたくて でも 身動きとれない したくもないし やる気もない 「どうでもいいよ」と僕が腐っていく ああ 花園の中で ああ 花園の中で ラララララ......
4.
街には愛が溢れすぎて どうすべきか頭を抱えてしまう 僕が関わりたくない世界が今 脳天にドリルを押し当てる 否応なしに返答を迫る 過去の傷を掻き毟られて それでも尚 殻から出ないのは 怒りさえも怖さで顕れないから 愛は偽物 生殖は快楽 言い訳の上手い彼女に背を向けて 今日の朝 届きました 黒い鉄弾き 何も知らないままでいてくれよ なぜ変わるの?なぜ諦観するの? 全ての足首に狂おしくなり 誰彼構わず土足で踏み入りたい 踏み入りたい 踏み入りたい それでも未だ 諦めないのは 僕が愛を希望と見なすから 誰も色づき やがて堕ちる 僕はその時 正面から迎えうつ それでも尚 これを捨てないのは 僕の逃げ道 救いの手段 景色が褪せる 人が褪せる 諦めていく 汚されていく cue有り そして僕はこの脳に銃を突き付ける
5.
挨拶しないでスッとかわして安心して そんなんで朝が始まるのは嫌だけど なっちゃう いずれ空気に流されちまう人と人との関わりを 妙に馴れ馴れしく親友みたく振る舞って隠すのも何か違う 僕にとっていつの朝が一番清々しいの 僕にとっていつの朝が一番清々しいの 鶏 鳴き始める 木の葉も揺れ始める 人さえ働いていく 毎日素晴らしい筈だろう? 動いている心臓をマッサージされているみたいだな 何もない朝のひと時に僕は胸を押さえる 僕が僕を襲おうとして 僕が 僕がそれを守る いつか いつか安らげる日が来るなら 来るなら 保証して くれるな 蝶が咽び泣く空も 鴉が血を飲む舗道も 沈黙の中 飛び交う感情だって 全ての希望と絶望の渦の中 この上ないリアルモーニングを迎えている だから今 僕という形へ 素敵な「グッドモーニング」 言えるはずだろう 言えるはずだろう 言えるはずだろう
6.
小風雅 02:45
ラララ...... くだらない小風雅纏って つまり貴方はアーティスト? 自分酔い グラウンドの隅で格好良いね タソガレるとモテるの 試しあるの ナルシスト 鏡見て 愚鈍な己がそこに立っている 快楽の孤独 偽物の孤独で 何を言う 何を言う ラララ......
7.
花びら咲いた 舞い散った 何か死んだかな 次は僕だ きっと僕だ 言い聞かせ怯えた 瞬きは死人が出る合図 花びらハラリ 誰かがセックス 青春は終わった 大人たちは笑った 次々に汚しにかかり気持ち良くさせた 奪い 奪われ 使い回し 使い古し 人間 捨てる 犠牲 死ぬ 桜並木を真っ直ぐ走れぬ 頭を抱え ぐるぐる回り よろめきながら 僕は叫んだ 僕は狂った 花びらが次に堕ちたとき 僕は廃れた 廃れた
8.
欠落 04:04
夢を見た瞬間から希望と絶望の始まり 理由付けはくれぐれも上手くならないように なぜなら逃げ道があるのはとてつもなく不幸だから 現実を直視しろ 己の欠落を目に焼き付けて 認めることから始まる その過信は何だ?なぜヘラヘラできる? 悪い所があるものなら理由を他人に着せ 何が確信?己が一番? 責任転嫁の天才はそんな目で俺を視んな さっきまでの余裕な表情 今は八つ当たりの相手に こじつけで怒りをぶつける 理由もなく怒りをぶつける まだ気付かないんですか?欠落を信じたくなくて 余計縛られているんですね 周りを見渡して次鏡を見な ほら 皆 己と同じ目してんだろう その根拠は何だ?なぜ断言できる? 親の脛なら齧りすぎ既に齧る所ない 目的のために何が欠落? 分からないなら さっさと生活のことでも気にしろ 己の欠落 お前はどうだ 完璧なほどお前は気付かない その過信は何だ?なぜヘラヘラできる? 悪い所があるものなら理由を他人に着せ 何が確信?己が一番? 責任転嫁の天才はそんな目で俺を視んな
9.
幸せは掴めると 頑張ればいつかはと 五十二の男が笑う 恋など諦めろとか 無くていいと慰めるのは違うと信じている 夕焼けは制服の二人映える公園のベンチ光らせている 男は哀しい気持ちで祝福の言葉 「二人幸せになれ。」 孤独は最初からだったはずなのに 歳重ね 感慨も深くなるにつれ 雨の粒一つ一つが火の粉のように熱を持ち 男は得体の知れないものに苦しめられる 安家賃の狭いアパートで狂いたいが出ていきたくはない 話し相手になってくれる男友達だけでも嬉しいのに 「これはエゴなんですか?これはエゴなんですか?」 土手で叫んでも 変な目で見られ悪い噂が立つばかり 自業自得だろう 今まで努力をしなかったんだから あの人を想って 勇気を振り絞って近づいてみたが 怖くて言えなくて これでいいやと思って 家に帰って 一人泣いて 諦めてそれで終わり そんな過去を殺したくて 頑張ればいつかはと 改革に目を向ける
10.
センスも分からない男が化粧台の前で 右往左往しながら今日の洋服を決める 朝四時起きなのに気が付きゃ日は昇り 時間感覚は麻痺 それでも男は鏡眺める 約束なんてしてない 今日素敵な姿で会いに行くんだ I need you to come 彼女の色を失った それでも美しい白髪の 風にたなびくその様が 男を怖気づかせたが 男は退いちゃいけないと 過去を繰り返したくないと 嘘のようなきっかけで 噓くさく偶然を騙る この歳で何なんだって顔を赤らめるような話し口調だからこそ 彼女の心を動かせたってなんて素敵な御伽噺 彼女には彼の心を掬い上げる経験と洞察力があった 勇気を出す彼が素敵なことも "いいひと"だとも 冷え切った家庭に彼女は迷い それでも家庭は足を止めた とりあえず何もないかのように 返事をしておいた 彼女は物思い あの人の想いが痛かった だがクラッカーは鳴った 「誕生日おめでとう」 それはいつか愛した夫の笑う姿 ごめんの一言で彼女は痛みを忘れる はじめての約束 できた翌日から 見えなくなった 毎日いた場所に 男が嘆いても 何も変わらなかった 経緯も事情も知らず 彼女が見えなくなった 風にたなびくその髪が 風の中消えていった やっと言えたのに始まれなかった 何も始まることのないまま 最後の恋が終わった
11.
それを抉られた君は深紅のドレスを纏っている 過去の過ちを省みない君の姿が好きだ その腕を今すぐとって君と僕の両手を合わせよう 古い楽音が不協和音を僕に訴えても ソニックユースが全てを可能にした 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 鮮血を浴びてからダンスをしよう ダンスをしよう 鮮血を浴びてからダンスをしよう ダンスをしよう 鮮血を浴びてからダンスをしよう ダンスをしよう 鮮血を浴びてからダンスをしよう ダンスを ダンスを 僕はこんなに哀しいのに 誰もが冷たい目で僕を見るばかり お前らをズタズタに潰してやる そして その後ダンスをしよう 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4
12.
紫の空 04:27
ああ 誰も 夕陽を見ても諦めないだろう ああ 死んでみても変わらないこと 分かっているんだけど 「迷惑かけても重くても君を愛します。」 受け入れてくれるはずもないけれど 僕は想って暮らしているつもりです 僕は想って暮らしている 毎日 日はまた暮れ この人類も汗と共に暮れる 君はその時どうしているの 僕はその時君を想う 君じゃなきゃ後は 誰もを愛せるし 誰も愛せないだけ 迷惑かけても重くても君を愛しているよ 受け入れてくれるはずもないけれど 僕は想って暮らしているつもりです 僕は想って暮らしている 毎日 日はまた暮れ この人類も涙と共に暮れる 君はその時どうしているの 僕はその時君を想う 君じゃなきゃ後は 誰でも愛せるし 誰も愛せないだけ

about

2nd album of 処女A released in 2006.

credits

released April 1, 2006

作詞作曲編曲 大高丈宙(後のヒッキーP)

license

all rights reserved

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about

処女A Tokyo, Japan

ヒッキーP/vocal
supply/keyboard
ヨシミズアンリ/bass
曼荼羅P/drums

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