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昼​下​が​り​の​永​眠

by 処女A

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1.
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2.
(第一幕) なんでこんなに意識が薄いの? なんでこんなに腰が痛いの? なんでこんなにペンを失くすの? なんでこんなに探しているの? やめて やめて 新しいペンならいくつもあるよ このペンじゃなきゃダメなの このペンじゃなきゃ このペンじゃなきゃ カフェインを摂取しろ それか今ここで死ぬか 死ねるもんなら死んでみろ 死ねよ 死ねよ 死のう 異常者である僕は尋常者である君に土下座した 何の理由があるでもなく 床に頭を 血を流すまで なんでこんなに意識が薄いの? なんでこんなに腰が痛いの? なんでこんなにペンを失くすの? なんでこんなに探しているの? なんでこんなに なんでこんなに なんでこんなに なんでこんなに なんでこんなに なんでこんなに なんで なんで なんで なんで なんで なんで なんで なんで なんで カフェインを摂取しろ それか今ここで死ぬか 死ねるもんなら死んでみろ 死ねよ 死ねよ 死のう 異常者である僕は尋常者である君に土下座した 憐れまぬ君の嘲笑を見た 俺自体が不正なんだ 処刑台で失禁したい俺 (第二幕) 俺は永久に路傍に伏し 世界に静寂と平和が訪れる 銃は兵士の腕から落ち 金と欲望は手を切り 世界の誰もが微笑みの顔で手を取り合い ―――
3.
初鳴き 04:15
騒げよ 騒げよ 曝け出せ 恥も欲望も全て混ぜて 過去の悲しみを忘れ去れ 汚れ隠し さあ初鳴き 暗闇だ それだけじゃない 穴は口を開けて襲う ちっぽけだが嵌まったんだ 慌て 前後ろ分からない なめてた物が壁になって そいつらは油断を貪り喰らう 騒げよ 騒げよ 曝け出せ 君を縛ってるのっていったい何だ? 暗い夜からまた陽は昇り 脱け出して また油断してさ あんた 隠すなら右を薦めます。 あら、随分よろめいておりますね。 お熱いのがお好きですね。 何も言いません、ただ逃げないように。 話を聞かず 蟻に騙され アホ面晒して お気の毒で なんちゃって憐れんじゃうぞ なめてた物が壁になって そいつらは油断を貪り喰らう 喰らう 騒げよ 騒げよ 曝け出せ 恥も欲望も全て混ぜて 過去の悲しみは流される 君が全て受け入れられれば 騒げよ 騒げよ 曝け出せ 傷と岩肌に緑は怖気づかない 花は瞬く間に咲き誇る 勇気持って さあ初鳴き
4.
完璧だったのに 3回も寝てみれば未熟作 でもそれが良いんだ 今よりもっとできるようになれるから 酷評する人の器は小さい ベタ褒めする人の器も小さい 全感情押し殺して酷評したりベタ褒めしたりしろ 本気で良いと思わなきゃ 本気でクソと思わなきゃ 僕に未来はない 腹筋しなきゃ
5.
大袈裟に褒めたてない素晴らしさ 気遣わぬ平等な姿勢の真摯さ 一つ立ってた そこの角を曲がれば 開けた視界があったのに それを見つけた虫達は 群れを成した 白黒だった 「正しいのよ」「違うのよ」大人は教えるあまり 子供は要らない毒まで飲まされる 堅い地面の奥で 半分蝕まれた根で 浸食後 死角の近くで 強く罅生やした花
6.
00:15
(instrumental)
7.
「友達でいよう」だなんて嘘臭すぎ 見え見えな気遣いか 遊びのドキドキやりたいのか 俺はお前を好きだから お前は俺を嫌いなさい 俺とお前 友達じゃない 愛も生まれない 他人以下だ それは今 一本道を信じてるから そして永遠に人は馬鹿 お前が俺を嫌った後 俺もお前を嫌ってもいい それだけの覚悟をしなさい 中途半端な位置づけを失くせ 境目も分からない人達よ 境目も 境目も あなたが思うその人は 友達ニ非ズ
8.
蝉の声 04:37
陽は強く照る。 午前過ぎても蝉は高らか、決意を搔き乱してくれる。 それが口実、納得される。 路上に落ちた氷は音を立てて消える。 でも、何かが僕を殴る。 僕がした納得、それは決して納得じゃない。 誓ったその身体で、忘れたように楽を目指す。 嘘の決別、いま唾吐きさらば。 今、蝉の声。 「時間ない」とか「安心」とか、 じゃあお前昨日怠けていたのは何なんだって訊く暇も無く、 「過去の事だ」と言って片付く今の世界は素晴らしいんだ。 そして、流され諦めていく。 何か足りない毎日、何処からやって来た? 季節の始まりは否応なくやって来る。 祭りの笛の音、今動き出してや彼方を見ろよ。 民家を縫う狭いアスファルト。 夏のある渇いた日の風景。 子供のドロ警の歓声。 逃げ水から形を成す神輿。 ほら、聞こえるだろう? そこにその音が、何もないかのように何かを言って。 陽は強く照る。 午前過ぎても蝉は高らか、叫ぶ意義を断固と掲げ・・・。 唆されちゃいない。 ハードルさえ僕には無い。 嘘の決別、言い訳誰がした? さあ耳を澄ませろ。 誓ったその身体で、忘れたように楽を目指す。 嘘の決別、いま唾吐きさらば。 今、蝉の声。 今、蝉の声。  
9.
生き血 04:30
砂を弾く そして笑う 何か違う また埋もれる 足を上げる 力を出す 靴が滲む 汗で滲む 君は座る 僕を嘲笑う 見物する 馬鹿を試す 紅茶を飲む 「くれよ、くれよ」 画面を消す 眠りにつく 僕がもがき苦しめば苦しむほど君は 穏やかな顔に進化を遂げていくからね 奴隷の砂漠で 君は僕の劣等感を愉しむ まるで僕の自傷癖を知ってて それを弄ぶかのように そして笑う 何か違う また埋もれる 君の手作りの生き血のジュース もちろん他人には一切あげない 奴隷の砂漠で 君は僕の劣等感を愉しむ まるで僕の自傷癖を知ってて それを弄ぶかのように そしていつか僕を抱き上げて 天使を気取るかのように
10.
Dear myself 僕は死んだ 誰も何も求めちゃいない 役は無いとされた 今夜収集車へと向かう 哀しみのかたまり なんだか馴れたみたい 独りも楽しいけど 自分の意味を失くした 不細工な僕は死んだ 誰も何も あああ 役は無いとされた 今夜収集車へと向かう 掴み場がなくて 爪で耐えたよ 非難の中 生きてみせたよ 素直じゃなく 愛想尽かされ 背を向けられた 坂道――― 昼下がり――― 平凡の片隅――― Dear myself 僕は死んだ でも少し気にしてくれるなら 収集車に向かう前に 君にこれを届けてみよう
11.
ラスト 03:36
さよなら この世に別れを告げて ありがとう 僕の存在の証明者 良い研究になったよ 僕はここを巣立とう さよなら この世に別れを告げて ありがとう 僕の存在の証明者 良い研究になったよ 僕は僕じゃなくなる 僕が愛した人も 僕が殺した人も 色々な感情を言葉で表したり隠したりしてさ ああ ごめんなさい バイバイ ああ 研究になったよ 僕は僕で居たいよ 僕が愛した人も 僕が殺した人も 色々な感情を言葉で表したり隠したりしてさ 全ての謎はラスト 僕の全てはラスト なぜ僕は違う僕に行くんだよ―――――― ...迷いはないよ ごめんなさい バイバイ ごめんなさい バイバイ 進んでく 進んでく 離れてく 離れてく ラスト ラスト――――――
12.
約束 01:31
笑うだけにしようぜ 翌日の朝にしても 僕達は変われるんだから 宣言したのは僕 その事実がとても重い 現実逃避で夜を過ごした 嗚呼 「お世話になりました」 そう不愛想に言っておこう 自分が提案したことを 今の僕が一番 破りそうだ

about

1st album of 処女A released in 2005.

credits

released July 1, 2005

#1を除いて
作詞作曲編曲 大高丈宙(後のヒッキーP)

license

all rights reserved

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about

処女A Tokyo, Japan

ヒッキーP/vocal
supply/keyboard
ヨシミズアンリ/bass
曼荼羅P/drums

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